【きしめん】012 売れないサイトの原因を突き止めよう
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
アフィリエイト・プラス会員限定メルマガ『きしめん』
No.012 2012年7月31日配信
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
まいどです、堀です。
月2回配信のきしめん、7月2回目をお届けします。
最近SEOが調子良くて、色々なキーワードで
仕込んであるサイトが上がってるみたいです。
みたいです、と書いたのは僕が全然把握してなくて、
ASPの担当さんがいつも教えてくれるから。
「○○で上がってるxxx.comに
うちの□□っていう案件貼ってくれませんか?」
みたいな電話がいきなりかかってきて、
「え、そうなの?貼るよ!」
「ありがとうございます!
ってか、なんで知らないんですか!」
的なやりとりをよくしています(笑)
SEOの良いとこはこれですよね。
コツコツと育てていけばいつか花開き、
思わぬタイミングで果実を実らせます。
種をまき、適切な水と肥料で育つさまは
農作物のようです。
まあ、そのかわりSEO展開オンリーだと
決定的に瞬発力不足ですけどね。
即効性のPPCとあとからジワジワ効いてくるSEO。
PPCにお金を突っ込むのには抵抗があるという人も
多いでしょうが、どちらも使っていくことを
僕は推奨します。
━━━ INDEX ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆リンククリック率
◆訪問者のサイト滞在時間
◆直帰率
◆編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
前回のきしめんでは、サイトに訪れた人の
行動を分析し、パターン分類をしようという
お話をしました。
1.アクセス数に対するアフィリリンクのクリック率が
高い→(1-1)
低い→(1-2)
2.サイト滞在時間平均が15秒より
長い→(2-1)
短い→(2-2)
3.訪問者の直帰率が
高い(3-1)
低い(3-2)
この3つを分類することで売れないサイトの
問題点をあぶり出すわけです。
あ、その前に確認です。
何度も書いてますが、
ある程度のアクセスを集めることは大前提です。
アクセスはあるけど売れない。
そんなサイトの売れない理由を探る方法です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆リンククリック率
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
売れないサイトでまず見るべきポイントは
アフィリリンクのクリック率です。
1.アクセス数に対するアフィリリンクのクリック率が
高い→(1-1)
低い→(1-2)
これが高い場合は、ひとまずアフィリサイトとしての
役割は果たしていると言えます。
経験的に40%以上出れば高いと言っていいと思います。
そして、ここが高い場合は必然的に
2.の滞在時間は短く、3.の直帰率は
高くなりますので話は早いのです。
他の要素を考える必要がありません。
アフィリリンクはクリックされているが
売上に繋がらないということは、
飛び先のLPに問題があるか、自サイトへの訪問者が
アフィリしたい商品を買ったりサービスへ申込む気がない
ということになります。
リンククリック率が高いのであればアクセスの
属性は合っているということでしょう。
つまり、そのジャンルに興味があるアクセスです。
にもかかわらず売れないわけですから、
LPに販売力がないか、情報収集が目的で
何かを買うつもりではない訪問者ばかりが
サイトに訪れているということになります。
この場合はもうその商品のアフィリから撤収するか、
キーワードを見直すかの2択です。
あまり作り込んでいないサイトで
こんな状況になってしまったら、
僕ならスッパリ諦めて次に行きます!
買う気がない人を説得するサイトに修正するのって
めちゃめちゃ難しいので。
問題は1-2に該当する場合ですね。
クリック率が低い場合はその他の要因も
合わせて判断する必要があります。
次はサイト滞在時間の分析をしてみましょう。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆訪問者のサイト滞在時間
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
アフィリリンクのクリック率が低い場合、
訪問者のサイト滞在時間を分析します。
2.サイト滞在時間平均が15秒より
長い→(2-1)
短い→(2-2)
2-1、滞在時間が長い場合は、
自サイトの情報で訪問者が
満足している可能性が考えられます。
有益な情報を提供できているということなので
サイト作りをする上でとても良いことなのですが、
アフィリエイトで売上を上げていくためには
リンク先に誘導する工夫が必要です。
この場合、クリック率が高められれば
劇的に売上が上がる可能性があります。
一方で滞在時間が短い2-2は問題です。
クリック率低い、滞在時間短い、
この場合はサイトに訪れた瞬間、
「あ、なんか違う」と、すぐに戻るボタンで
逃げられてしまっているということを意味します。
・訪問者が期待する内容になっていない
・サイトのデザインが崩れたりしていて見づらい
・集めているアクセスの属性がそもそもずれている
このようなケースが考えられますので、
大幅な修正が必要です。
属性がずれていそうならもう諦めるしかないです。
修正してなんとかなるようなものでもないでしょう。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆直帰率
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
最後に直帰率ですが、これは上のふたつとは違い
直帰率だけでサイトの良し悪しを判断しにくい
ものなので、参考程度に覚えておいてください。
3.訪問者の直帰率が
高い(3-1)
低い(3-2)
直帰率とは、自サイト内の他のページも
見てくれているかどうか?という指標です。
1枚もののサイトであまり情報もなく、
ひたすらリンククリック率を追求するような
いわゆるブリッジサイトと呼ばれるものは
必然的に直帰率が高くなります。
逆に1-2、2-1の両方に当てはまるようなサイトは
直帰率が低くなるでしょう。
ページ数が多いサイトで属性が合った
アクセスを集められていれば、
色々なページをめくってくれますから
直帰率は下がっていくものです。
色々なページをめくってもらい、
最終的にアフィリリンクをクリックしてもらう。
1-2、2-1、3-2に当てはまるサイトを
作ることがアフィリサイト作成の最大目標です。
僕もいつもここを目指しています!
・・・7割外れますけどね(笑)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今回紹介した問題解決フローのことを
フレームワークといいます。
どうなった場合→何が悪い→解決法はコレ。
このように色々な問題をフレームワーク化していくことで
解決方法を探る時間を短縮でき、機械的な作業として
進められるというメリットがあります。
って、昔の上司がよく言ってたなあ(笑)
それではまた次回!